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2010/01/28

【本】全脳思考

大学書籍部にて

書籍紹介


全脳思考全脳思考
(2009/06/12)
神田 昌典

商品詳細を見る

書籍内容


「現代は情報社会から知識社会へと突入した」

筆者の神田昌典は冒頭でこう強調する。

知識社会では、「自己投影型消費」を求めている顧客に対して、いかに彼らが求めている「物語」を含んだサービスを提供できるかにかかっている。

全能思考モデルは、その前提を踏まえて、筆者が10年間の経営コンサルタントの経験から生まれ、非常に効果的だと判断した問題解決方法。



「情報社会」から「知識社会」へ
情報社会と知識社会は作者の解釈からすると全く違う。
情報社会は「情報整理が付加価値」になった社会。
知識社会は「クリエイティブが付加価値」の社会。
知識社会を成立させるだけのネットインフラは2008年にはほぼ整ったと言える。
これからビジネスパーソンに求められるのはロジカルライティングなどの情報整理以上の能力が必要だと言える。



論理的に正しいのになぜ実行されない?
論理的に正しくても、それに「物語(ストーリー)」が無い場合、共感は得られない。
共感が得られない場合、その計画には魅力を感じない。
具体的に言えば、U理論における第四段階まで行くことが目標。

戦略的フレームワークを効果的に使う
目的(競争戦略立案)→対象→プロセス(事実の整理)→実行(トップダウン)のサイクルを意識する。

U理論
U理論は人間の思考の段階を表したもので、知識社会においては、この「4段階」まで行くのが目標。
ちなみにロジカルシンキングだけでは2段階までしか行けない。
1段階:ダウンローディング(過去の思い込みから脱せない状況)
2段階:事実的:客観的なデータを元に解決をする
3段階:共感的:相手の立場から考え始める
4段階:何か大きなものと綱がった気がする


営業しなくても顧客が集まる
今は検索されない限りビジネスが上手く行くことはない。
検索されるビジネスで成功するためには、カテゴリ検索(「本 ビジネス ○○」)ではなく、指名検索(「東京マラソン」などの固有名詞)で検索をされなければならない。
そのためには自己投影型の消費者に訴えかける「物語」を示唆しなければいけない。

・指名検索
物語を開くためのタグラインとしてのネーミングを考える

・検索を促すネーミング
好印象で、話題にされて、ウェブで検索されるような名前

・自己投影型消費者を支える物語
現代の人々は「本当に自分になりたい」という欲求の元、商品を買うことが多い。
ゆえに、自分を重ねられる物語が必要。


全能思考モデル
全能思考モデルは1枚のチャートに「横軸:タイムライン 縦軸:プラスマイナス」のマトリクスに書き込むモデル。
以下のような順序を踏むことで、感情を考慮した提案をする

1:顧客の120%HAPPYな顔と気持ちを右上に書く
2:顧客の現在の(不満な)状況を左下に書く
3:1と2を線で繋ぎ、クライマックス(120%HAPPYになる切っ掛け)を書く
4:気づきのホップ(へぇ)とステップ(ほぅ)を考える
5:オープニングを考える。あらゆる検索が可能な現在、顧客はここで判断する


なぜ全能思考モデルは発想・行動・結果を生み出すのか
なぜ全能思考は行動に結び付くのか。
それは全能思考モデルは従来の脳科学、心理学、行動経済学、NLP(神経言語プログラミング)など、筆者が経営コンサルタントとして効果があると定義付けた要素が満たされている。

・なぜ発想できるのか
最初に顧客のゴールを思い浮かべることで「快」を思い浮かべる。それにより脳が活性化する。
メタファーイラストは直感的に脳に入ってくる
1人をHAPPYにすることを考えるのは、想像以上にパワフルな効果を発揮する

・なぜ行動に結びつくのか
物語が最大のレバレッジ(てこ)となる。記憶しやすいし、伝えやすい。

・なぜ結果が出るのか
もしも壁にぶつかったら「これはゴールに辿り着くまでの1つのエピソード」だと思える。



個人的評価 ★★★★★


これは感情を考慮した問題解決方法として、非常に自分好みです。

ロジカルシンキングはコンサルタントがクライアントに「提案」するために使う。でもビジネスパーソンが一番焦点を当てなければならないのは「行動」。ロジカルシンキングは必ずしも行動に移すためツールとしては不十分。
それゆえ、自分的にはコンサルタントにでもならない限り「ロジカルシンキング」よりこの「全能思考」をマスターした方が成果は上がる気がします。ある程度脳科学に実証されている効果もあるし、「分かりやすい」のと「行動する」というのには相関関係はあっても違うものだと思いますし。


しかしこの本、最後の方はNLPの深層まで迫っていて、読んでて正直怖かった。若干オカルトな雰囲気だった。

「物語」を示唆する事業を考えれば良いって言っても、それを実際に考えるのは非常に大変・・・・

おすすめしたい人


・問題解決(ケーススタディ等)に悩んでいる人
・ロジカルシンキングに抵抗を感じる人
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