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2011/01/18

読書録 2011年1月前半

1月前半に読んだ本リストです。
読書録も定期的にちょくちょく付けようと思うんですが果たして続くのか笑

最近は卒論に時間をとられてしまってるので、主にバイトの往復の電車の中でしか読めてません…


IMG_1080_convert_20110103230116.jpg


任天堂



任天堂 “驚き”を生む方程式任天堂 “驚き”を生む方程式
(2009/05/12)
井上 理

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任天堂ってあんまりメディアで経営について語ったりしないんだけど、この本の中でゲーム&ウォッチの頃からWiiの成功までを振り返りつつ任天堂の経営理念を紹介してます。

任天堂はニンテンドウ64からキューブを開発している時期にかけてハイスペックにこだわり始め(主にプレステの圧力が有ったんだけど)、その後完全にイノベーションのジレンマに陥ってしまう。その後客層が驚くゲームができれば枯れた技術だろうがなんだろうが活かそうということで、DSやWiiの開発でそのジレンマを克服していくっていうのが主な流れ。ちなみにWiiのコンセプトは「お母さんに嫌われないゲーム機」だったらしい(笑)それでコードが絡まらないようにリモコンを採用したのが最初だったとか。

任天堂ってかなり勢いの有る会社で、2008年の「FINANCIAL TIMES」によると一人当たりの利益率で見ると任天堂が160万ドルでグーグル(62万ドル)やGS(124万ドル)よりも高水準なんだよね。それでも給料がそんなに高くないってことは相当開発費に回せてる訳で。今後も期待してしまう。

ちなみにマリオやドンキーの生みの親である宮本氏は昔からのファンです。mixiコミュにも参加してるし(笑)


失われた町



失われた町失われた町
(2006/11/24)
三崎 亜記

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「30年に1度、何の前触れも無く一つの町が忽然と姿を消す」という世界での人間関係を描いた小説。
しかも町が失われるとそこに住んでいる人も失われ、その失われた町や人に思いを馳せると汚染されて身体に障害を持ってしまうという条件付き。
失われてしまった家族や友人に思いを馳せることは許されておらず、感情を殺してただ受け入れることしかできない。

いい感じに引き込まれました。面白かったので続編の「刻まれない明日も」即買い!
紹介してくれたみむりん(@mymla_)ありがとー。


まぐれ- 投資家はなぜ、運と実力を勘違いするのか



まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかまぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
(2008/02/01)
ナシーム・ニコラス・タレブ

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今月上半期で読んだ中ではこれが一番面白かったかなー。

投資家達がランダム性に支配されている世界の中でいかに運と実力を見誤っているかを確率論(いかにまぐれであるか)や心理学・脳科学(なぜ自分の手柄だと思いやすいのか)を主な軸として読み解いていくっていう流れ。

まぐれなんだから努力は全部無駄だとか言うわけではなく、自分たちが住んでいる社会は「思っているより運で決まっている要素が多いよ」っていうのを示唆したい感じ。

ちなみに日本語訳の口調が少しキツいなと思ったらヤバい経済学と同じ望月氏だった。
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2010/12/27

2010年、個人的に印象に残った4冊

今年の研究スケジュールも終わり年末気分に浸っているところで、今年読んで面白かった本を紹介して2010年を締めたいと思います。
研究以外で読んで個人的に視野が広がったものを中心に。

ちなみにちゃっかりへーたろー君(@heitarosato)の「今年読んだ本でオススメの◯◯冊」企画にも参加してます。大学生の有志で2010年読んだオススメ本を紹介してるので是非見てみて下さい。

では。

IMG_1051_convert_20110103210304.jpg
Beverly Hills@Los Angeles


目次)
・星の王子さま
・ヤバイ経済学
・ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること
・フェルマーの最終定理



星の王子さま



新訳 星の王子さま (宝島社文庫)新訳 星の王子さま (宝島社文庫)
(2006/05)
アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ

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大人になってから読むとまた違う。心洗われました。
1時間位で読めるので、読んだことない人も是非。



ヤバい経済学



ヤバい経済学 [増補改訂版]ヤバい経済学 [増補改訂版]
(2007/04/27)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー

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これは経済学部の人に推薦されて手に取った1冊。これがなかなか唆られる内容で一気に読めた。大学3年生の夏学期にミクロとマクロをかなり厳しいスケジュールで詰め込む授業が有って、この時経済学が面白いとはあまり感じていなかったのだけど、作者が経済学の知見を使って楽しそうに考察している様が非常に壮快でした。これを受けてマンキュー経済学を独学してみたり、ゼミのゲーム理論演習に出てみようと思った所もあるので影響を受けた本。

個人的にはインセンティブ設計とかメカニズムデザインとか面白そうだなと思うんだけどね。かなり難しそうだよね…あれ。



ネット・バカ インターネットが私たちの脳にしていること



ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていることネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること
(2010/07/23)
ニコラス・G・カー

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何か脳関係の本が読みたいなぁと思ったけど茂木さんの本はいいやと思ってこれを手に取ったら非常に面白かった。

この作者がおそらく一番言いたいであろう事を要約すると、「ネットばかりやってると脳が見たい所だけをスキャンする水平的な思考に慣れてしまって、論理的に掘り下げたり、長い時間集中することが苦手になってしまう。ネットは私たちの生活を豊かにしてくれているけど、私たちがネットに支払ってる代償も神経学的観点から知っておいて欲しい。」という感じにまとまると思います。

ウェブ使用率が高い者ほど、長い文章に集中するのがたいへんだと訴える。集中状態が慢性状態になってしまったのではないかと心配している者もいる。
(中略)
ネットの豊かさと引換に我々が手放したものは、かつての「直線的思考プロセス」である。冷静で、集中しており、気をそらされたりはしない直線的精神は、脇へ押しやられてしまった。
(中略)
何時間もリアルタイムでブリコラージュをやっていると、わたしの脳がぱっと明るくなるのを「感じ」、自分が賢くなっているかのように「感じ」る。


これ読んだ時にめちゃめちゃ共感しました。Twitterを徘徊したりネットサーフィンをした後って知的欲求が満たされたように感じるし、何か少し物知りになったように感じる。でもその後「てか今色々見ていたけど結局何を知ったんだっけ?」と自問してもあまり思い出せない。でも気分は良かったりして。ある種麻薬のような。

あと、電子書籍で本を読む場合に集中力が持続できない原因は「ハイパーテクストを見る度に脳の奥部でそれをクリックするかしないかの意思決定に迫られているからである。」という考察が有ってこれも興味深い。

「ネットをやるようになってから何か集中できなくなった気がする。」と感じている人は読むと面白いと思います。
「私情によりネットを見る時間を減らしたい」という人にもお勧め。自分も作業中にiPhoneをチラチラ見る癖を治したい。しかしネット大好きなので厳しいところではある。



フェルマーの最終定理



フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
(2006/05)
サイモン シン

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多分数学がもっと好きになる1冊。

17世紀、ピエール・ド・フェルマーが「X^n+Y^n=Z^n (ただし、n=3,4,5・・・)を満たす3つの0でない自然数は存在しない。…私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」という挑戦的なメモが書かれた時から、1993年ケンブリッジのニュートン研究所でこの命題の証明を終えたアンドリュー・ワイルズが「ここで終わりにしたいと思います。」と聴衆に告げる。この数学史の流れを小説のように仕上げた作品。数々の歴史的数学者がこの一行の命題を証明することに憧れて自分の人生を捧げる姿や、当時の数学者の人間関係・社会的な立場などが細かく描写されています。

自分が何気なく勉強していた学問の裏にこんなにも壮大なドラマが有ったのかという感銘と、自分の知的欲求を思いっきり満たしてくれた本。数学の知識がほとんど無くてもサイモン・シンの解説が丁寧なので、誰にでも楽しめると思います。
特に数学が好きな人にはたまらんでしょう。最後の背理法の流れとか鳥肌モノです(笑)もっと早く読みたかった。自分の周りに数学好きな人も多いんで既に読んでる人も多そうである。


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今年は去年より読破した数は少なかったので、来年はもう少し読書に割く時間も増やしたいです。
取り敢えずこの後年末は実家に帰って小説を読みながらゴロゴロしようと思います(笑)休息!


では、良いお年を~(´・ω・)ノシ
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2010/03/05

【本】本を読む本

世間では、読書の教科書的存在と言われている本です。

書籍情報


本を読む本 (講談社学術文庫)本を読む本 (講談社学術文庫)
(1997/10/10)
J・モ-ティマ-・アドラ-V・チャ-ルズ・ド-レン

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書籍内容


【個人的要約】
世の中には読むに値する良書とそうでない本が有る。そこを見極めて、良書に時間を投資することが重要である。
まずは本を点検する。ここで「これは良書ではない」と判断したら、そこで読書を終了しても良い。
もし、自分に血肉化したい良書と判断したなら、点検後に分析をする。
そして、深めたい知識が見つかったら、多読によって考察を深める作業に移る。
また、「教養書」と「文学・小説」は一般に読書の目的が異なるため、異なるアプローチを採用するべきである。



以下にこの本の主な骨格を紹介します。

【読書レベル(教養書)】
作者が提唱する読書のレベル。
点検して、分析して、その後ひとつの知識を深めるために多読をする、という3つの段階。

○点検
全体の構造を調べて、部分がどう全体を構成しているかを知る段階。
速読というメタスキルは、この段階を高速で行っているものという解釈。
情報収集だけが目的なら、この作業だけで十分事足りる本も多い。

●拾い読み
表題、目次、カバー、索引、かなめの章を読んで、どんな本かまず構造化。

●表面読み
難解な本ほど、まずは一回読み通すことを心がける。後ろにヒントがある可能性は非常に高い。

●質問してみる
「どんな種類の本?」「全体として何を言おうとしている?」


○分析
点検が終了して、解釈し、批評する段階。
本を自分の身体に血肉化する段階。

●見分ける
全体を2~3行で要約してみる。
そして、著者が解決しようとしている問題を提示してみる。

●解釈
キーワードやキーセンテンスを見つけて命題を把握する。

●批評する
その本を批判する場合は「著者の知識不足」「知識の誤り」「論理の欠如」「説明不足」に焦点を当てる。
根拠の無い批判はもっての他。また、解釈が終了するまで批評しないのもある意味エチケット。


○シントピック
分析が終了して、(主に)一つの知識を多読によってあらゆる側面から見る段階。
ここが「読書」の目指す最終地点。


【小説の解釈】
小説は教養書と目的が違う。目的が違うので読み方も異なってくる。
主な重要な点は以下の2つ。

○小説は読者を楽しませるもの
小説は教養書の様に知識の伝達を主としていない。読者を楽しませるもの。
そして「この小説はなぜ楽しいのか?」を明らかにするのは非常に難しい。

○読むときは「積極的受身」で
文学は一気に読んで没頭する。「心任せ」に読むべき。
そして物語の中の経験を共有して喜びを得る。
知識を得るためにタカの目になる教養書とは別に考えた方が良い。




個人的感想 ★★★★★
初版が1940年。その後淘汰されないだけあって、読み応えはかなり有ります。

「速読」はあくまで点検段階にあるということ。「教養書を読むこと」と「文学を読むこと」は一般に同じ「読書」という言葉で表されていても目的・アプローチが異なること。この辺りをクリアに論じている所が個人的に魅力でした。

本を読むのが趣味な人は、ジャンルを問わず、何らかの気づきを得ることができると思います。おすすめです!
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2010/02/18

【本】思考の整理学

頭の中を整理しようという本です

書籍紹介



思考の整理学 (ちくま文庫)
思考の整理学 (ちくま文庫)
(1986/04/24)
外山 滋比古

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書籍内容


「『忘れる』ことは思考の整理に大きく貢献する。何が重要で何が重要でないか整理し、後者は捨てよう。逆に、忘れないように!という緊張から来る不安は、思考を停止させ、整理も妨げる。本を読む時も、適度にメモを取って、安心してそれを忘れ、そして次に進もう。そして、知識を手に入れたら、数日間寝かせてあげて、脳に整理する時間を与えよう」


これが自分の要約です。「整理すること=忘れること」という発想が、自分の中で新しかったです。


忘れて整理

勉強し、知識を習得する一方で、不要になったものを、処分し、整理する必要がある。何が大切で、何がそうでないか。これが分からないと、古新聞1枚だって、整理できないが、いちいちそれを考えてる暇はない。
(中略)
頭を良く働かせるには、この、"忘れる"ことが極めて重要である。頭を高能率工場にするためには、どうしてもたえず忘れていく必要がある。

自分の価値観の元、重要ではないと判断したら、積極的に忘れ、重要なものを整理する。


寝かせて整理

勉強家は朝から晩まで、同じ問題を考えている。いかにも勤勉なようだが、さほど効率は良くない。田舎の勉強、京の昼寝、というが、時間のありあまりほどある人が、没頭して時間の移るのを忘れる勉強をしても、それほど、うまくいかない。むしろ、休み休みの方が進むものは進む、ということを教えた言葉であろう。

詰め込みすぎて、頭がカオスにならないよう、生産的休息を取る。


その他、論文の書き方のコツや論理の整理についても本の中で言及していました。


個人的評価 ★★★☆☆

個人的にはもう少し科学的な事実も絡めて欲しかった。
その方が多分自分好みでした。


おすすめしたい人

・論文を書かなきゃいけない人
・知識を整理したい人
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2010/02/11

【本】それでもなお、人を愛しなさい

書店で何度も題名を見て、何かずっと気になってた1冊。

書籍情報


それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条
(2002/08)
ケント・M. キース

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書籍内容


不合理で理不尽な世界で、批判に悩んでいる時の、逆説の10カ条。
マザー・テレサも感動して引用したという格言です。

【逆説の10カ条】

1.人は不合理で、わからず屋で、わがままだ。
  それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
  それでもなお、良いことをしなさい。

3.もしあなたが成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
  それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は、明日には忘れられる。
  それでもなお、良いことをしなさい。

5.率直でそして正直であれば、あなたは傷つくかもしれない。
  それでもなお、誠実で、そして正直でいなさい。

6.大きな理念を抱く大きな人は、小さな心を持つ小さな人に撃ち落される。
  それでもなお、大きな理念を抱きなさい。

7.人は弱者に同情するが、結局、強者になびいていく。
  それでもなお、少数の弱者のために、戦いなさい。

8.何年かかって築き上げたものは、一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでもなお、築きあげなさい。

9.助けを必要としている人を、本当に助けたら、あなたは攻撃されるかもしれない。
  それでもなお、人を助けなさい。

10.持っている最高のものを、世の中に与えたら、自分は酷い仕打ちを受けるかもしれない。
   それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

全体を読んで、「成功にこだわらず、自分が正しいと思うことをやりなさい」というメッセージも受けました。


個人的評価 ★★★★★


この格言はマザー・テレサが創ったものだとずっと思ってました。実はハーバードの大学生だったんですね。

3.もしあなたが成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
  それでもなお、成功しなさい。


個人的に一番響いたのはこれです。努力すればするほど、批判を浴びるという状況を昔経験したことがあるので・・・。
時々でも、こういう格言に触れると、何か元気が出ます。
そして今より、大学を卒業して社会人になってから、また読み返したくなるような気がします。


おすすめしたい人


・理不尽な批判に悩んでいる人
・元気を出したい人
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